極上シークレット

「あれはアッチの子が勝手に言い寄ってきただけ。イブキがそーいうヤツだって知ってる女の子が軽い気持ちで言い寄ってくるケド、最近自分から引っかけに行くようなコトはしてないよ。」



「ま、言い寄ってきたトコロでアタシがコテンパに撃退するからねっ!」



それがアタシの仕事ですもの!




得意げに胸を張るアタシに秋良ちゃんは分かってないなー、とクスクス笑う。





「とにかくハルちゃんのお陰なの。ボクはイイと思うけどねー。」


「うん。俺も!」



「・・・しかし、イブキって意外と分かり易いヤツ、だよな。」




「「あはは。それはどーかん!!」」











「マヂ意味分かんない。」






何やら盛り上がる三人。


アタシは一人ワケが分からず首を傾げた。
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