ゴミで何が悪い?
気づかないふりをして、



いや。



あまりの恥ずかしさに、



聞こえないふりをして、



ごそごそ・・・

がさがさ・・・

ごそごそ・・・





「ホントに、

忘れてきたのかな?」



必死に携帯電話を


カバンの中から


探しはじめたさくら。



「ちょっと、

なんで気づいてくれないの?
。」



頭を

「ポン」

と軽く叩かれて、

さくらは、

思わずビックリして、


携帯探しを中断して

頭をあげた。


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