ゴミで何が悪い？

「もう、



いい加減にして。


どいつもこいつも、


自分勝手すぎる。



少しは、



私の意見も聞いてよ。」



その場に立ちどまり


大声で感情を爆発させたさくら。



「ピィッピィッピィッ」



車に向かっても、



「ウルセェーナ。



少しは、



静かに走れないのかよ。」



車にも向かって叫んでると、



一台のタクシーが止まり、



ドアが開き、



「早く乗って。」



なつの声にビックリしつつも、



無言で、



タクシーに乗り込んださくら。