夏の空に
そうかかれた手紙の横には、新しいビー玉が置かれていた。



空色の、ビー玉。


「馬鹿。春幸くんがいなきゃ幸せになれるわけないじゃん!」

私は声になっていない声を出して思い切り泣いた。
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