ロールキャベツ男子の誘惑。


「片桐くん…!」


「あ、どうも」

嘘!?
なんでこんな時間にいるの…



「頭どうかした?」


「あ、いや、ぶつけて」

んー!?
なぜあたし軽く事実伏せてんの!?


てか、さっきの嫌な夢思い出した。




「ぶつけた?そっか」

すると片桐くんは近づいてきた。

えええ、片桐くん…!


恥ずかしくて俯くと、少し冷たい手があたしの頭をなでていた。



「痛いの治るといいな」


やばいよ。
こんなことされたら、ますます好きになっちゃうよ!

< 23 / 88 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop