あなたはケイサツカン様☆



なんて文句も言えるわけもなく。



次の日。


あたしは待ち合わせの場所に来ていた。



しかも龍平さんと出かける為に用意した服を着て。



休日のせいか、いつもよりも賑やかで。



ぼーっとしてると


「よ」

ぽんっと肩を叩かれてた。



「来たんだ」


そっちが来いって言ったんでしょ。


「やっぱ私服は違うな」


なによ。文句あるの?


そう言おうとしたあたしに


「可愛い」


タイチ君が爆弾を落とした。
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