あなたはケイサツカン様☆
ただ驚くことしかできない。
だって..龍平さんは警察官で
普通、罪のある人や裁かれた人は警察官になる事は出来ない。
だからそんな事はなくて
そんなはずはなくて。
「あり得ないって思ってるでしょう?」
「思ってるよ」
そのまま素直に返事をする。
「大体、優芽ちゃん、あいつの何を知って好きとか言ってるの?」
「那由菜ちゃん..」
「何も知らないクセによく好きとか言ってるよね」
口調も
顔つきも
あたしの知ってる那由菜ちゃんは今は何処にもいない。
今は冷静で
ううん、それどころか冷たい目であたしを見つめている。
まるであたしを愚かとでもいいたそうな目で。
「あの人の歳知ってる?」