デビルハント

追いかけていくととある建物に着いた。

その建物はなんと学校。


真子たちが通う学校だった。


忘れ物をしたのだろうか。


でも本当にそれなのか。


何か気になる。


真子は追いかけ続けた。


気づいたら外は暗かった。


そのせいか学校内も真っ暗。


明かり一つすら点いていない。


かなり恐怖に包まれた雰囲気だ。


真子はビクビクしぱなしだった。


彼女はホラー系が苦手なのだ。


お化けなんてもっての外でである。


「あぁ!!」


油断していたら2人を見失ってしまった。


つい叫んでしまった。

この「あぁ!」という叫び声はこだまとなって永遠に響く。


しまった。


内緒で追いかけてきたから気づかれないようにしなきゃ。






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