デビルハント
『私ミンナ一緒ニ遊ビタイ。
デモ私バカダカラ…。
私ダケ仲間外レニサレテイル気ガスル。
ソンナノ嫌ダ』
その声ははっきりと聞こえた。
それは松本についている悪霊から聞こえた。
きっとその気持ちは松本の本音なのか。
彼女がそんな悩みを抱えていたなんて全然知らなかった。
「冴橋さん。
松本さんすごく辛い思いをしてたみたいです。
早く彼女を助けましょう!」
「御主…一体?」
転校生はまだびっくりしている。
そんなに驚くことなのか。
でも今は松本を助けることが優先だ。