つないだ手。
店長を傷つけたかも

とか

店長に嫌われるっ

とか

怒られたらどうしよう


じゃなくて


ヒロくんに会えなくなるのが

私は一番嫌だった。


だから私は

百合さんが言うように

最低な女なんだ。



わかってる…

わかってるけど…



それでも、

こんな状況でも…


やっぱりヒロくんの事を
考える私がいた。
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