突入!?~狼クンと仲間たち~【仮】
「おい。聞いてんのか。」
うわぁ。
綺麗な顔。整った輪郭に蒼の瞳と髪身長も180はかるくありそうだし
どこか、吸い込まれるような…。
さっきの声かけてくれた男の子といい、こいつといいなんでこんなのばっかりいるのかなここ…。
「俺、今日からココに住むんだ。まぁ、転校生ってやつだね」
こんな得体の知れない奴には営業笑いで十分だ。
「…。転校ねぇ、これはまた変な時期に」
こいつ…俺のこと疑ってやがるな。
「それよりもお前誰だよ。」
「…おまえ、俺のことしらねぇの?」
はぁ!?こいつ何様だよ
「おまえさー。少し顔がいいからってお前のこと知らないやつがいないとか思ってんのかよ。タダのナルシだな、なるし」
「…ブッ、アハハハお前かなり変だな。普通、俺ら見たら怖がって逃げるか、仲間にしろの一点張りなのに、俺に向かってなるしって、あはははっは」
おいおい。こいつ大丈夫かよ…。
頭逝っちゃってんじゃねぇの???
「気に入った。お前なら、俺は快くこの寮にいることを認めるぜ。あいつらが認めなくてもな」
なにいってるのかさっぱりわからねぇ…。