狼様の愛のカタチ理論




だって…だって!



「右汰がっ…死んじゃうかもって思って…っ」


「……」


「そしたらっ、いてもたってもいられなくてっ!」


私なんか、いてもわからないけど…


「戦ってるって分かってて、自分だけ逃げて平気だなんて、私にはどうしても出来なかった…右汰と一緒じゃなくちゃ意味がないよ…もしそれで、大怪我や死んじゃったら、寂しくて…私…立ち直らない…っ」


小さく首を振りながら訴える私に右汰は血のついた唇を引き上げて苦笑いをする



「…っ」

「俺達…は、所詮…は…な…嫁の…盾に…過ぎねぇ…んだ」


花嫁の…盾?


「え?」


「散々…俺も左汰も…嫌な、思いを…し…てき…たっ…だからっ、花嫁…なんつー、のは…嫌いなん…だ」


「………右…汰」


少し身体を起こそうとするが、身体が痛いのか苦痛の表情をしたまま


ゆっくりと身体を起こそうとする彼の手を掴み私の肩に置くように近寄る



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