狼様の愛のカタチ理論




ちょっ、ど、どこに行くの!?


周りなんか全く気にしないで連れられて行くと、呉羽さんの視線の先には右汰と左汰がいる


ま、まさか…


「く、くれ「右汰、左汰」」


私の言葉を遮り、突然名前を呼ばれた二人は呉羽さんをみるなりイヤな顔をして、反対に隣りにいる私に目を開いてびっくりしてる


「な、なんでお前らが二人でいるんだよ」

握られてる手を見て不愉快そうに睨む右汰


「そうです…我々に何か用ですか?」

「あー…全く、君達は相変わらず態度が悪い」


肩をあげて笑い、呉羽さんは私の肩を抱くと頭を肩に寄せる


「なっ…」

「…………」

「右汰、左汰…今日から沙優は俺の花嫁にもなったから」


「…え?」

「だから、扇李にそのことを伝えてくれるかな?さすがに沙優に言わせるのは酷だろう?」


「「………」」


呉羽さんに返す言葉が見つからないのか唖然とする二人


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