狼様の愛のカタチ理論

少しのすれ違い








――――――……

―――――…




「なんだ…そのむくれた顔は…」

「…………」



その日の夜、私は右汰達から聞かされたことを追及すべく


待ってなくていい、と言う扇李の言葉を無視して眠い中…ベッドに正座をしながら待っていたのだ


それで、扇李が帰ってきたのは日が変わってからで、私が待っていると思ってなかったのかドアをあけるなり私の存在に驚き


いきなりムッと顔をしかめる私に苦笑いをしたのだ



「どうした?何か言いたい事があるのか?」



ドアを閉めて、きっちりと結ばれた髪の毛をほどき無造作に髪をかきあげ静かにベッドに座り私を見つめてくる


「…うん」


「言ってみろ、答えられることなら話す」


優しい声で話す扇李に私は正座していた足を崩して少しだけ扇李に近づく



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