true melo♪y


「あっ


飲み物溢れちゃうよ」




と雪さんはそう言って、慌てて私が持っていたグラスを押さえた。




「あっ、ありがとうございます」




私は雪さんの注意と、差し出された手のお陰で




私はなんとか、持っていた飲み物を溢さずにすんだ。



「別にいいよ」




そして、雪さんは私に尋ねてきた。




「ねぇ結菜ちゃんって
ひょっとして、おっちょこちょい?」




「多分、そうなんですよね…」





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