デレデレ彼氏

Six




昨日は、結局帰って来ないまま夜が明けた


私は相変わらず狭いベッドで寝返りも打てずに
アラームの音で起きて
成織を起こしていた


何度呼び掛けても全く起きる気配のない成織の横に座りメールを見てた


「…れな?…」

成織は私の腕を引っ張り
私に覆いかぶさる

「ちょっ…」

私は必死に抵抗するも
ガッシリと抱きしめられてて、全然動かない


てか…れなって誰?


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