たった一人の親友へ〜another story〜
告白する場所はもう大分前から自分の事務所と決めていた


俺たち場所で


ちゃんとケジメをつけたかったんだ


今までの自分の気持ちを整理して


俺のさなへの想いを伝えるんだ


今までずっと我慢し合って


お互い素直になれなかった分


全部さらけ出そう


そう


心に誓った




横でほほ笑むさなを見る


あぁ


俺は幸せだなって感じた






この時はまださ


何にも知らなかった


知るはずもないよな


俺が一歩未来へと進むたびに


悪夢のカウントダウンが始まってたなんて


神様


いるなら答えてよ


やっと決心したのに


やっと素直になれたのに


どうしてこんなタイミングで俺はいなくならなくちゃいけなかったんだよ





どうか俺に納得できる答えを下さい





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