たった一人の親友へ〜another story〜
毎日毎日


わざとさなの目の前で


愛子と話して


イチャついて


弁当も食べて


全部わざとだった


それを見て


少し寂しそうな顔をするさなを


俺は内心喜んでいたんだ


最低とか言う前に


かなり小さい男だってことは分かっていたけれど


それ以外の方法を


まだ幼い俺は知らなかったから

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