え?世界の為に戦えって?
Ⅱ.パートナーは快活少女

「イアン、君には今足りない物がある。それは何だと思う?」

俺達は今、街の中心部を歩いている。

「足りない物?そりゃあ武器でしょ」

家を出る時、それなりのお金と道具などは持ってきたが、俺はまだ普段着のままだった。

鎧どころか、簡単な武器すら身に付けていない。

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