−流星−
ドキドキが止まらない。

このまま、倒れて死んでしまうんじゃないかってくらい心臓が踊っていた。


"マサが好き"


それしかなかった。

略奪しても、誰に責められても、マサと居れればイイと思った。

優しく抱きしめてくれる腕。

言葉じゃない、愛してるのキス。

体中がマサと触れ合える事に喜びと幸福を感じていた。

抱き合ったまま見た偶然の流れ星に奇跡と運命を感じたあの夜。

私はマサが欲しいと心からそう願った。

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