チビ*ラブ



その言葉に私はドキッと胸を
高鳴らせた。



「し…志乃」


「お前は俺だけ見てればいい」



そう言って
私の顔に志乃の顔が近づいた。



「いつかキスの時に
知夏が背伸びするくらい、俺が腰を屈めるくらいに身長差を大きくするからさ(笑)」



「ちょ…////
そんな恥ずかしい事 言わないで―――んッッ」



私の言葉を遮って、志乃は私の唇にキスを落とした。


たった2cm差の今の身長では
2人の顔は
すごく近くにある。


でも、いつか…………


そう私は望んでいたんだ。





< 48 / 73 >

この作品をシェア

pagetop