youthful sound-青春の音-

始まり



「どうする?教室戻る??」


「え~、めんどくせぇよ~」



「だよね~」



ユキとナツがへらへら笑いながら
話してる。



「ねぇ!今から練習しよ!」



??

何の??



ユキの言葉に
私は??を浮かべる。




「今からやんのか?」



流はなんだか
嫌そうな顔をしてる。



「いいじゃん!やろぉぜ!」


ナツはやりたいみたい。



「唯、大丈夫か??」


「うん、俺は大丈夫。」


流に唯くんが返事してる。



何かさ‥
私まったく話が読めないんですが??



「ねぇねぇ、何の話??」



私は
ソファーに座ってる歩に近寄って
聞いた。



「バンドの練習‥」




バンド!?!


歩の答えにびっくりした。



「バンドやってんの?!」



「‥うん。」



多分
今の私の顔はすごいと思う。


目がキラキラしてるんじゃないかな。



だって
かっこいいじゃん!バンド!

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