【企画】具現師【キャラバト】
「凄く……なんか良いです、ありがとう……」
毒は出されていないようで……まぁ、いいと言うのも間違いではないだろう。
地から剣を抜いて、
自身の胸に押し戻す
その時、甲高い細い声が後ろから。
「主ぃ〜、僕、いつまでこうしていたら?」
あ……
「ごめん、忘れてた」
ビクッと、肩を震わせたトゥエンティに大丈夫よ、と。
「死んだふりはキツいなぁ〜」
「まさか逝ったのかと本気で……生きててくれて私め嬉しい」