とりあえず、まともな服を下さい
目が覚めると俺は、自分の部屋に居た









「あれ?なんで?」










「文也様。恵香様が助けてくださいました」










「え?恵香が!?」










恵香は俺の妹。たぶん姉ちゃんよりしっかりしてる










「ちなみにそのままの服装ではいけないと思いまして、着替えさせていただきました」











「あ、ホントだ」










確かにちゃんと、俺の服着てる










よかった










「サンキュ、立野……ってお前は大丈夫だったのか?」










「ええ、まあ一応………」










「一応?どういう事だ?」









「えっと、そのぉ…恵香様が助けてくださった時に、ちょっといじられまして」









「嘘ッ!!?恵香が!?」









嘘では…………ないらしい








立野の顔が真っ赤だ
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