One STEP
大きなおぼん。
ありえない量のスイカ。
一体この量はスイカ何個分なんだろうかと思う。
相当重さはある。
しかしどうしようもない。
持てなくても、持つしかない。
この場にいるのは先輩とあたしの2人のみ。
これをその先輩が思っている場所に運ばなければ、これを消費することはできない。
あたしは全ての力を腕に集中させた。
ガっと力強くおぼんを握る。
よっし。
きっといけるあたしなら平気大丈夫平気きっと平気大丈夫。
もんもんと自分に言い聞かせ、力を込めた。