One STEP




「今日はすいませんでしたっ!」




みんなに向けてあたしは大きく頭を下げた。




「明日は絶対できるようにしてきますっ!!」




だから…だからいらないなんて思わないで…あたしは…必要とされたい。



頑張るから。


もう、あんな事思わないから。



だから…



「良かった。みんなで頑張りましょうね」



「香澄ちゃん充電完了って感じ?」



そう言って笑ってくれる弥生先輩と慎也先輩。




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