お 姉 ち ゃ ん 、 ば い ば い 。
「俺、あいつに何もしてやれなかった…っ」
「ユウヤ…っ」
下を向いたまま拳を強く握りしめる彼。
私も…、私もだよ。
お姉ちゃんとユウヤの仲を羨んでた。
お姉ちゃんがいなくなったら…とか、最低なことも考えた。
応援してるフリして、別れちゃえって思ってた。
お姉ちゃんの幸せを、奪おうとさえしてたのかもしれない。
ーごめんね、お姉ちゃん。
日記帳を閉じ、片手に持つ。
「……?」
すると、中から何かが落ちた。