不器用な恋

抑えきれない気持ち



ガラッ………


少し乱暴にドアを開ける。



さっきまで、廊下からでも聞こえるほど騒いでた声が一瞬にして、消えた。




『え………姫城さん?うわ、美形ー……なんか、傷も様になってる………てか、雰囲気違くない?』



『わかる………なんか、優しそうみたいな?』





ドアの近くにいた、笹原 有美と新井 理彩の会話が丸聞こえだ。




シーンとした教室にアタシの足音だけが響く。



ゆっくり席につくと、三人組の男が近づいてきた。






確か、成原 仁と田辺 亮太と坂田 類だ。


三人とも、この学校の中でトップ3を争うくらいモテる。



成原はミルクティー色の髪に大きな二重の瞳、少し背が高め。

可愛い容姿とは、裏腹にクールな性格でファンの間ではそのギャップがたまらないらしい。






田辺は金髪に近い茶髪でハッキリとした目鼻立ち。



生粋の遊び人。

その綺麗な見た目を活かして、女をとっかえひっかえしている。






坂田は焦げ茶色の髪で、背が低く、いわゆる可愛い系男子。


ファンの間では、優しいけど、少し意地悪な、小悪魔系男子って、言われている。





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