ありがとう

敷かれた段ボールの上に横になると、そのまま動かずに目を瞑った。

近くで子どもが楽しそうに騒ぐ声と鳥の囀りと時折通る車の音が混ざって、異様なまでの平和な空間を作り出していた。

傍らには僕と同じ人がたくさん住んでいるのにな、と彼は思っていた。
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