恋の方法#



あきが屋上からでると

そこには
走ってきたみなみがいた―



「あき--!大丈夫?
全部はるきから聞いた

あいつなんなの?
あたし.1発殴ってやったよ
も-本当むかつく
一緒にいれなくてごめんね.」



あきはみなみの優しさに
涙がまた出てきた.

「ひっく..ありが.ひっく...とう.ひっくひっく」

みなみはあたしが
落ち着くまで
背中をさすってくれた.



「帰ろっか」

みなみが立ち上がって
あたしの手を引っ張った.


「よいしょっと」


その日
あたしたちは久しぶりに
手をつないで帰った―



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