アイシング、マイラブソング

「毎日あんなに寂しそうにしてる千架…見ていられない」




―寂しい……?




「歌は…?」




「それはきちんとやってるけど…それなりに楽しいんだろうけど…」





美和は口をつぐんでる。



「…けど?」



「お節介だけど言うね」



「は、はい…」






「千架は悠くんのことが大好きなの。」






言葉を失った。



次の瞬間、

顔から耳まで真っ赤にほてっていくのを感じた。




―やっぱり、サンタの時に言ってた『好きな人』って…




喜びよりも、

切なさが押し寄せてきた。



―寂しがってるのか…俺が何とか笑顔にしてあげたいな…。



< 220 / 271 >

この作品をシェア

pagetop