激甘学園寮生活~男子校に女子1人派遣!?~
それから自分の席にドスンと座った律。
「まっ陰ながら応援してやるよ。もし、傷ついたらいつでも来いよ?優~しく慰めてやるから♪」
「キモいんだよ。バカ…」
わざとらしくそう言った律に一応いつも通り反応しながら、ふっと笑みがこぼれた。
コイツなりの不器用な優しさだ。
ていうか、俺の周りには不器用なヤツしかいないのか(笑)
まぁ俺を含めて?
だけどこうしてなんとか繋がっていられるのは、どっか通じ合ってるって確信があるからだ。
そう思ったらなんか自然と大丈夫だって思えたんだ。