恋愛依存性~1つの物語~

彼氏



休み時間私たちは
恋愛話で盛り上がっていた


「ねぇ!!瀬菜ってさ、彼氏いるよね?」


「一応いるかな。それがどうしたの??」

いつになく喰い気味で聞いてきた
ことに少し驚いた私は答えた


「"一応"って何それ!!いいなあ。」

「何歳?!どんな人?!どれくらい付き合ってるの?!」


悠嘉は私に答える暇がないくらいに
次から次へと質問攻めにしてきた。


私はというと至って平然に答えた。


「じゃあ、一回しか言わないから黙って聞いてね。」


「うん!!!」


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