桜色の底



先生は新任だ。


その先生の初めての吹奏楽コンクールは銀賞だった。



先生も私も、みんなも泣いていた。



「僕の指導力不足だった」



違う。違うんです先生。



先生のせいじゃない。



泣かないで先生。




先生、先生。先生。







言いたくても言えない言葉は私の涙と一緒に流れていった。


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