《短編》明日への扉
夏休みも終わり、2学期が始まった。


それからも暇さえあれば、スタジオに入り浸ってバンド練習毎日である…そして11月になったある日、昼食のときに俺達は他愛のない話で盛り上がっていた。

すると突然、





「なぁ~うちらのバンド名きめない?」



こんなことを言うのはアイツしかいない…




そう、和人だ。



「そうだねぇ~」


ハルと紅葉が声を揃えていった。


「せっかくだからカッコイイのがいいよねぇ!!!」



また、俺をほったらかして話が進んでいく。


そういえば俺はこのバンドではなにキャラなんだろう?
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