ふたりの夢。
お父さんがプロのカメラマンだった。


だから私はその姿を小さい時から見てた。


そこでカメラを持たせてもらったのがきっかけだった。


その時からずっとカメラマン目指してた。


写真撮るのだけは人より上回ってたから。


それだけは悠馬に勝ってた。


あれ、それだけだっけ。


まぁ良いか。


「私、カメラマンになる。未来と一緒にもう一度諦めた夢かなえるよ。」


「そうこなくっちゃ!!」


才能がなくたっていい。


何度だってがんばるよ。


二人で。
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