小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
「夢子拗ねるなよ。うどん美味かった。」





私を見て変わった事はない。





司の周りをウロウロしてみた。





早く気づいてよ!





「夢子、髪パーマかけたのか?可愛くなったな。」





可愛くなったじゃ駄目なのに、なんか面白くない。





司なんか嫌いだ!





「夢子、待てよ、違うから夢子はそのままでいい。そのままの夢子が好き。」





司は狡いよ。





私は恋愛初心者なんだから、どうしていいか分からない。





「夢子部屋に行こう。」





司にお姫様抱っこされ、私はコクンと頷いた。





司が好き過ぎでどうにかなりそう。










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