私の14日間
こうなったら開き直るしかないのかもしれない。悲観的になったって元の場所に戻れないものは戻れない。
そう思い込むことで、少し不安感が拭われた気がした。
「準備できた?服大丈夫?」
隣の部屋から捺乃の声が聞こえた。
「大丈夫だよ。ぴったり。」
着替えて部屋を出た。
「じゃ、行こうっか。」
「うんっ。」
狭い玄関に二人肩を当てながら、一緒に靴を履いた。玄関を出ると、少しヒヤッとする風が頬に触れていった。