彼×××彼女
まさかの水やり当番延長1日目も、この夏1番とお天気お姉さんが言っていたくらい暑い日だった。
「今日は、ちゃんと一緒にやらないと…先生泣くかもね」
冗談まじりに黒川が笑う。私も笑いかえしながら、一緒に南校舎へと歩いた。
「そういえば、二週間私に楽な北校舎ゆずってくれて有難うね」
言おう、言おうと思ってたから、ちゃんと有難う言っておかないと。
少し驚いた黒川の顔からは「気付いてたんだ〜」的な反応がよみとれた。