先生観察日記
ふわり、と機体が浮いた。
ちょっぴり耳に違和感。
あわてて飴を口にいれて、窓の外を見る。
私の住んでいた街が、どんどん小さくなる。
18年間、暮らした街。
家族が暮らす街。
そして、先生が暮らす街。
大好きな街を離れて、私は自分の希望を叶えるための勉強をする。
先生がきっかけを作って、導いてくれた道。
ここから先は、私の力だけで切り開く。
困難や失敗を恐れず、自分の力を信じて。
それができるという自信と希望を、家族と先生が与えてくれた。
幸せに育った私は、将来、それをちゃんと還すの。