遠い存在



コンコン



「失礼します。連れて参りました。では私は」



「ありがとう。」



そう警備員に答えた人は
うちの憧れcartonの
亀井一哉だった。



「ごめんねぇ〜急に呼び出しちゃって」



「い、いえ…。」



うわぁ〜目の前に亀井が!!

うちと喋ってるし



「君ど真ん中にいたよね?」



「は、はい。」



「もしかして初?見かけない顔だったし。」



「はい…」



「やっぱり〜初じゃなかったら俺今まで損したなぁ〜って思ったし。」



「えっ?何でですか?」



「だってこんな可愛い子見つけれない訳ないし」



「いや、可愛いなんて…」



「可愛いよ〜てか君何て名前?何歳?」



「えっと…友谷沙希16才です。もうすぐ17才ですけど…」



「マジ?高校生!?」



「はい。」



「見えねぇ〜てかもうすぐ17って誕生日いつ?」



「8月27日です。」



「もうすぐじゃん!んじゃ俺からのプレゼントで非売品の俺らが使うタオルあげる」


「いや、そんなん悪いです…」


「いいからいいから」



「んじゃ遠慮なく」



「てかもしよかったら番号教えて?」



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