Voice





和菜ちゃんは目を見開いていた





「どうしたの?

なんかあった?」




(声があれば私は

好きな人に好きっていえるの


だって彼は






目が見えないんだもん…)




私はボロボロ泣いた




涙が止まらない






そんな私を和菜ちゃんは抱き締めてくれた







目が見えない彼。





そんな貴方が私は大好きです。









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