【短編】それでも秘密☆

次の日。


リョウに呼ばれて、今あたしは屋上にいる。


自惚れでもいい。


昨日、あんなことを言っても、きっとリョウはいつも通りあたしに声を掛けてくれる…そう思っていた。



今は昼休み。

その前の休み時間、全く顔を出さなかったんだ。



「どうしたの?」

本当はすごく嬉しいのに素直になれない。


冷たく言い放った。



「ユカリ…俺…ユカリの事、諦める。」


え?

今なんて言った?


「あっそ。」


違う。

そんな事言うつもりなんかない。


< 26 / 57 >

この作品をシェア

pagetop