【短編】それでも秘密☆
「あの時…泣いてる…ユカリを見つけた。」

「あの大人数から…?」

「そうだよ。」


あたしに微笑みかけるリョウ眩しくて、目を細めた。


「けど、バイクに乗った瞬間…目付きが変わったんだ…ユカリの。…前しか興味が無いみたいな…キッっとした目が忘れられなくて…あの時から、多分ユカリを好きだった。」


「リョウ…。」


「会いたいって思ってて、毎週コンビニ行ってたのに、あれからユカリを見なくなって…。けど、諦めきれなくて、あと一年間だけって決めて通い続けた。」


一年間も…?



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