恋の方程式
時は変わって週末。


いつものように空の家にお邪魔中。



「なぁ。小春どうしたの?」



「どうもしないよ?」



「だって、最近全然笑わないし」



「そう?」



「もしかして、徠さんのこと?」



いや、それは全然ちがいます。



「徠のことならもう大丈夫みたい。空がうちに来てから全然苦しくなくなったんだよね。なぜか」




「え!本当に?やった!」



「なんで喜んでんの?」



「だって・・・・小春、もう徠さんのこときっぱりあきらめられたんじゃないの?」



「え?あ・・・・そうかも」



そういわれれば・・・・。



じゃぁこのモヤモヤは?



「なぁ小春」



「なに?」



「抱きしめてもいい?」



「え?なんで?」



「えー?抱きしめたくなったから」



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