輝り道‐ヒカリミチ‐



ふと時計を見る…
「ヤバ…もうすぐ1時だ!」
「まじ?!俺帰るわ~。お邪魔しました!」
「うん。今日はわざわざありがと~」
「いや…。俺こそ、こんな時間までごめんな。」
「そんじゃ。また、明日ね~!」「おうっ!んじゃあな♪」

私はエレベーターの前まで陽樹を送った…

さっきまで隣にいた陽樹はもういない。
「はぁ~。急に寂しくなっちゃったなぁ~。…よし!帰って早くお風呂入って、寝なくちゃ!」

その夜、私はあまり寝付けなかった。まぁ、原因は陽樹なんだけど(笑)。


ピピピピ…ピピピピ…ピ
ポチっ!
「ふわ~あ。よく寝たぁ~♪さ、今日も1日がんばるぞー!…って!もう10時半過ぎてる~ξしかも時計壊れてるし~!」
…うちの学校は
遅刻したら
先生がうるさい
って誰かが言ってた。
だから、こんなに焦ってる…。
「やっ。ちょっとマジでやばい~!!」

だって……
中学ん時
朝に弱い私は
ほぼ毎日遅刻してたし!

慣れるのって怖いな~
って改めて思った。

「うう゛…。今日はまだ午前中で帰ってくる日だから…。もうすぐ終わる?!」

さすがに…
入った次の日から休むのは
まずい(-_-;)

「とっ!とにかく学校行こっ!」
「ギャ~~~~~!!!
琴理からメールと電話めっちゃ入ってる~!とりあえず電話~!」

プルプルプルプル…




『は~い、琴理です♪って奈々緒?!もしかしてまた寝坊?』

「そう~。もしかしなくても、また寝坊…。」

『ばかやね~!早く学校おいで~♪幼馴染み君が奈々緒を探してたで!〔俺、本田陽樹って言うんだけど、奈々知りませんか?〕って!』
「え?陽樹?」

『うんうん。初恋の人やろ~♪♪ふふ…』
「わっ!笑うなぁξってか、今電車乗ったから~!昨日の続きは後で話す~!」

そうそう。琴理にはまだ話せていない。
…私が泣いちゃったから。

『ほ~い!んじゃぁ、また後で』
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