呪いの風船


『♪〜〜♪〜♪〜』


「瑠華、電話じゃない?」


「あっ本当だ。悠からだ!」



『ピッ!』
電話に出る。


「もしもし?悠、どうしたの?」



『もっ、もしもし?急にごめん。あ、あのな…』

電話の向こう側で悠は妙に焦ってる。


「ど、どうしたの?そんな慌てて…」


『あのな…山口がいなくなったらしい…』


「えっ山口さんが…?」

ん…?


ーーーー山口さん?




< 26 / 55 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop