天使の羽根
「じゃ、これ……」
迷う事なく、穂高はそのペンダントを指差した。
「これ、天使の羽根っていう作品なんだ。良い出来だろ……彼女へのプレゼント?」
自慢気に言った店主がそのペンダントを取り、早速レーザーを用いて手際よく名入れの準備を始めた。
「な、ちがっ」
思いも寄らぬ質問に、慌てて否定しようとする穂高だったが、それを尻目に店主に向かって耳打ちする仕草を見せた高志が茶々を入れた。
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