恋する一歩手前
Chapter2

コノ気持チハ?




「綾乃!ありがとっ!」


良いもの買えた♪と喜んでいる
悠莉はとても御機嫌だ。


そんな彼女を見て
鞄の中に入っている包みを思いだし
私も心がなんとはなしに浮き細く微笑む。


腕時計をみると長針が3と4の間に滞在し
短針が、7と8の間にある。
そろそろ悠莉は、
帰らなきゃ行けないだろう‥


「悠莉、もう少しで7:30来るよ?」

そう伝えると悠莉は
やばいっという顔をした。


そうして、せかせかと2人で駅に急いだ。






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