甘く、優しく、ときには苦く


里子の一言で、楓の鋭い視線を感じた気がした。


楓は、どこかわたしを敵視してるところがある;

里子から聞いた話だと
医者がみんなわたし狙いでカフェに来ていることが腹立たしいらしい。



そんなこと、絶対ないと思う。

だって、現に確実にわたし狙いじゃない医者が一人;



藤岡先生だけは、
ただ昼食を買いにきているだけにきまってるもん。





「人気じゃないよ!!
そういう二人は誰狙いなの?」


「あたし藤岡先生!!!」



・・・・え!!!

真っ先に手をあげた楓。



「藤岡先生来るの?」
と里子。


わたしもそう思う。



「来るよ!
はらましに頼んでおいたもん。」


はらましは、藤岡先生の上司。

来るかも。




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